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Q 鍼灸治療は初めてですが痛くないですか?
「針は痛いもの」と思い込み“びくびくもの”で来院される方がたまにおられます。この傾向は特に男性に多く見受けられます。
本当に痛ければ、そんな苦しい治療法などが何千年もの永い間続くでしょうか。
「針を刺す」と云う表現が悪いのかと思いますが、「針で軽い刺激をする」と云う様に思っていただいた方が良いと思います。
しかし、その人の性格ですからそう簡単には決断が出来ませんが、一旦、鍼灸院の門をたたかれた後は、まな板のコイの心境で、それ以後のことは私に、まかせていただきたいです。
針の刺入は、日本独特の管針法と言って江戸時代に考案された方法によってあっと云う間にほとんど無痛で行うことが出来ます。
ただ、刺入点が触覚の痛点に当たったときには、たまに痛みを感じます。痛くないかな? 、痛くないかな? 、と緊張されていると余計に神経が過敏となり、少しの痛みも心理的に強く感じますし、さらに筋肉が硬くなって針に対して抵抗が強くなり更に痛く感じるときが有ります。
 
Q 診察の前に十分な説明をしてくれるのですか?
初診の方には約30分程度の時間をとります。
この間に、具体的な症状やその原因などお聞きいたします。
詳しくは初めて鍼灸治療を受けられる方へのページでご案内しております。
 
Q 鍼は不衛生じゃないの?
昔は消毒の不充分のまま鍼を使いまわし感染などの問題がありましたが、現在、鍼は使い捨て(ディスポーザブル)を使用し、消毒に関しても、最新式高圧蒸気滅菌(オートクレープ)で滅菌された器具を使っていますので、衛生面に関しては心配いりません。
また、マクラカバー・ベットカバーはお一人ごとに交換しています。
 
Q 鍼はくせになる?
こう言われる方は、鍼に対して誤解をされているようです。
まず、医療の鍼と慰安の鍼との違いを理解していただかなければなりません。どうも鍼灸と聞くと、肩こりや疲労をとる鍼だとイメージする人が多いようです。これらは慰安の鍼といって、肩がこっているから、ちょっと打ってもらって、楽になって気持ちがいい。しかし、時間が経つと肩はこってしまい、また鍼を打ちたくなる…。
鍼には、なにやらクセになる要素があるのではないかと考えるのでしょう。これはいわゆるサウナなどでうける按摩・マッサージと同じことで、根本的には、体の状態は治っていないのです。これに対して、医療の鍼は、病の根本から治していくので「一回で治った」というわけにはいきませんが、一定期間の治療で、徐々に楽になり、いずれは病気を治すことができます。この際、痛む部位とは一見まったく関係ないところに鍼を打つことがあるので治療に疑問を持つ人もいますが、実は、病気の根本を改善するのに最も効果的なツボを選んで打っているのです。
 
Q ツボとは?

ツボと言われているものは、専門用語で経穴といい、経穴は診断する場所と同時に治療する場所でもあります。経穴への刺激は専門家の知識と経験によって初めて効果のでるものなのです。素人療法は効果があるというより、場合によっては危険なことさえあります。経穴は個人によって微妙に違いますから、単に本に書いてある場所を押しても意味がありません。安易にツボを押さえているより、自分に適したツボ探しはいかがでしょうか。

 
Q 東洋医学とは?

東洋医学では人間は「気・血・水」の3つで構成されているとされ、それが不足したり停滞したりするために病気は発生します。
 東洋医学の代表的な治療に漢方薬と鍼灸があります。それぞれどう違うかと言うと、漢方薬は、“ 生薬 ”と呼ばれる自然から取れる薬を、加減してその患者さんにより合った薬を処方します。
それに対して、鍼灸は“ツボ”を使って、※経絡(ツボとツボを結ぶ経路)を調整し、体のバランスを整え病気を治していきます。二つに共通して言えることは、『個人の体質に合わせたオーダーメイド治療』だということ、『人間がもともと持つ自然治癒力を助ける』ということです。

 
Q 鍼はたくさんするのですか?

当院では少数穴治療を心がけています。
 病の本質を治療するため必然的に少数穴となります。具体的に使用する鍼の本数は、1本〜10本位です。逆に多数鍼になると効果が減少します。病の本質をとらえて、より直接的に効かすやり方です。
 他の鍼灸院などで、多数の鍼を受けてこられた患者さんにとっては少し頼り無く感じるかもしれませんが、効果と言う面では、断然少数穴治療の方が上です。
 その少数の経穴(ツボ)を選択するのに、綿密な診察が必要となります。よって初診では、問診に時間をかけます。何を問診するかといえば、まず主訴(患者さんの一番つらい症状)を中心とする病の経過を東洋医学的な観点から問診します。また、その患者さんの体質や食生活、生活環境、職場環境などをお聞きし、どこに病を引き起こさせる原因があるか追求していきます。また、体表観察といって「脈診(脈拍ではない)」「舌診」「原穴診」「背候診」などその他の観察をおこない、患者さんの全体像を把握します。そして最終的に「証(治療方針)」を決定し、鍼をえらび、ツボを決め治療を行います。また、その「証」があっているか、治療が適切であったかどうかは「脈診」を中心とする体表観察の変化を確認します。

 
Q 治療に要する時間はどれ位でしょうか?

初診時にかかる時間は、およそ1時間30分ほどです。
二診目以降(再診)は、初診ほど時間を要しません。治療方針が定められているので簡単な問診と治療を含め約60分ほどです。
 初診で問診や体表観察を行うことは、現代医学でいえば、血液検査やレントゲン・MRI・CT、尿検査、胃カメラなどの検査から総合判断して診断するのと同じです。違いは機械に頼らず人間の五感で確認し東洋医学独自の見方で行うことです。

 
 
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